アオイエ代表の坂元裕星さんへインタビュー:「みんなの夢を100%肯定し、一緒に頑張れるコミュニティを作りたい」

ブージー インタビュー

学生から社会人、お笑い芸人、起業家、フリーランスなど、様々な人が集まるコミュニティハウス「アオイエ」代表の坂元裕星さんにお話を聞いてみました。

なぜコミュニティにこだわるのか、理由や目指すところ、空き家についての意見など、熱いインタビュー!

インタビュー

「ブージー編集部:以下B」

今日は、お時間いただきありがとうございますございます。
立ち上げのきっかけとか、拠点の特徴、空き家活用に関する意見、今後の展望などをお伺いできればと思っています。

では、簡単な自己紹介だけお願いしてもいいですか。

「アオイエ代表の坂元裕星さん:以下坂」

はい。
アオイエっていうコミュニティハウスの代表させて頂いております、坂元裕星です。
今はあとほかに、アメリカの大学へ通っていて、リーダーシップに関して勉強しています。

他にも、神奈川県のサッカー選手をしていていますね。

年齢は25歳です。

アメリカの大学へ行く前は日本の大学にいたんですけど、1年間休学し、ネパールの学校へ先生として行っていたりとか。

「B」

なるほど。
学校の立ち上げまでされたのでしょうか。

「坂」

ネパールには、先生としてボランティアで行ったっていう感じですね。

「B」

それは、大学のプログラムとかでなく、自主的に行かれていたと。

「坂」

そうですね、はい。

ネパール滞在時、現地の子供たちと触れ合う坂元さん

「B」

結構、海外とか含め、広い世界に興味をもってらっしゃったんですね。

「坂」

そうですね。
海外へ行かないと生きていけないな、みたいな気持ちはありました。

「B」

それは、そのサッカーをしていて、何か色んな所に行ったりとかする中で、色々な人と関わるなかで、そういった価値観が出来たという感じでしょうか。

「坂」

僕は元々福岡なんですけど、福岡いた時はプロのサッカー選手を目指していました。
大学で上京してきた時に色々な方に出会い、その中にスラッシュっていうイベントがあったんです。ここは、コミュニケーションが全部英語なんですよ。
みんな英語を喋っていて、色々な国の人が、色々なことをしてるんです。

そうなるとやっぱり、日本の考え・価値観だけで生きていくのと、世界をフィールドにするのは全然違うなと。

日本しか知らないフィールドで生きるのはもったいないなと思ったんです。

「B」

サッカーは小学生からずっとですか。

「坂」

そうです。
サッカーは小学生から始めたんですが、その時は太っていたからという動機でした(笑)

「B」

大学で東京へ来たわけですが、どういった流れでネパールへ行ったり、アメリカの大学へ行ったりする流れになったのでしょうか。

なかなか普通でない経歴だと思ったもので(笑)

「坂」

大学の4年時に休学。ネパールに行って、戻ってきて1年かけ卒業しました。
卒業前に、この会社(アオイエ)にいましたけど。

半年した後、アメリカの大学へ入学し、今はオンラインで受講しています。

「B」

めちゃくちゃおもしろいですね。

会社は立ち上げたときから、シェアハウスの運営をされていのでしょうか。

「坂」

そうですね。

「B」

会社はシェアハウスを作ってから立ち上げたんですか。

「坂」

最初はNPOで、すでにコミュニティがあったんです。
夢を持っている人たちが集まっているような。

東京は家賃高いですし、みんなで住んで、夢とか目標のためにお金使ったほうが良いねよという。

それではじめました。だんだん大きくなってきたので、法人化した方が都合よくなったので会社にしましたね。

「B」

なるほど。

「坂」

ただ、実は自分が作ったわけじゃないんですよ。
元々、違う創業者がいて、今年の5月に自分が代表になったんです。
それまで自分は従業員として働いていたり、役員になったりとかしていて。
流れで代表になりました。

シェアハウスの始まりは1件からですが、自分が入ったタイミングぐらいで会社になりました。

創業者は別の会社をやっています。

「B」

今回、空き家に関する話題もあるということだったので、早速に聞いていきたいです。

「坂」

アオイエは、ほとんど空き家を使っています。
空き家の定義が難しいではあるんですが、世田谷区にあるバブル時代に建てられた、空いてる家を活用しているようなイメージです。

杉並区の方では、がっつりリノベーションして、シェアハウスにしてるのもありますね。
高円寺の物件です。

「B」

全部で何物件運営されているのでしょう。

「坂」

全部で17物件のシェアハウスを運営しています。
僕が入ったときは3物件だったんですが、そこから2年で17になりました。

「B」

2年で17って凄いですね。
色々見てたら、起業家とかお笑い芸人とか、大学生とか、ほんといろんな方がいらっしゃるなと思って。
これでけの人集めるのはなかなか大変ですよね。

「坂」

そうですね、なかなか大変ではあります。

「B」

場所とか物件で、住んでる人の特徴はありますか。

「坂」

地域ではそんなことはないんですけど。
やはりそうですね、比較的立地が良いところはや社会人の人が多いなとか思ったりします。
京都とかだと学生が圧倒的に多かったりしますね。

ただ、特段土地柄住んでる人で明確な傾向があるわけではないです。

アオイエの居住者たち

「B」

物件見つけてくる過程とかは、コミュニティ内にいろんな人がいるので、彼らから上がってくるんですか。

「坂」

経路は色々とありますが、知り合いが持っている物件とか、同じ管理会社さんに紹介していただいたりとかです。

「B」

アオイエに関しては、所有者さんと話ができる状態のところが多いということですね。

「坂」

はい。

「B」

これからもどんどん拡大していく予定ですか。

「坂」

それもありますが、最近東京にはシェアハウスがたくさんあるので、もう東京ではやる意味ないかなと思ってきています。
地方で一緒にやりたいと言ってくれる方とかいるので、地方の方が必要なんじゃないかと。

田舎とか地方にいる方は、コミュニティがないから都会に出ようと考える人は多いと思うんです。
田舎のほうが繋がりはあっても、コミュニティは無いのかなと最近思っています。

だったら、やっぱり地方に作る方が、その地域のためになるのかなと。

地方で、今まで良いシェアハウスが無いよねと思われている地域に出したいというのはありますね。

「B」

なるほど。東京とか大阪が多かったですもんね。
現状、物件は京都も多いみたいですが、京都は地域として熱いですか。

「坂」

学生が熱いですね、すごい面白い学生いっぱいいるんで。

「B」

大学もコロナの影響でオンラインになったりしてるじゃないですか。
そうなれば、大学の近くでなくても、コミュニティとして集まれる場所があると面白いかもしれないですね。

「坂」

そうですね、本当そうだと思います。

「B」

離れた場所でいうと、私が空き家を見てる感じ、四国とか多いんですよ。
何か空き家活用に関してのご意見とかあったりしますか。

聞いてみたいです。

「坂」

オーナーさんは、壊すか自分で使うかという選択しかないし、活用といってもビジネス目的になってしまう。
そうなるとあまりうまくいかないと思います。

それもいいでしょうが、もっとうまい仕組みを作れるはずです。
もう少し、地域に還元できると良いですね。

家という固定概念を持たず、ハブになるような場所として使えれば面白いでしょう。
ただ、シェアハウスするだけでも微妙だと思うので。

「B」

その通りだと思います。

「坂」

世田谷だと空き家は結構ありますけど、きれいなところも全然使われてないんです。
本当にもったいない。

リモートご時世なので、家で仕事して、少し出掛けて食事をして。。
となると、全然人と関わっていないんですよね。

自殺者増えていますし。
であれば、遊びとかではなく、もっと緩い話せる場所のようなところが必要なはずなんです。

みんなでご飯食べたり雑談する喜びは絶対にあるべきだと思いますよ。
これは都会に限らず、地方も同じです。

色々な世代の人が集まって、何かゆるく繋がるみたいなことは、作るのは難しくても必要です。そこで、空き家を活用して人が集まるハブがたくさんできればなと思います。

空き家はその可能性が十分にあります。

「B」

すごい納得です。
人が住んでいなくても、集まれるハブになれるというのは参考になります。
必ずしも人が住んでいなければ行けないわけではないですからね。

「坂」

もったいないですよね。

「B」

本当に。シェアオフィスみたいなものはどう思いますか。

「坂」

うーん。極端になんか江ノ島とか鎌倉みたいなバリューがないと難しいかもしれませんね。
何か無いと行かないですから。

「B」

出かけて知らない人とも話すのは結構大事だと思っています。
例えば、コロナ禍で、寝るのも仕事するのも食事するのも全部同じ場所で、まいっちゃう人もでてきてるんですよね。

「坂」

私は自殺者の数が多いのはどうしても気になります。
学生も困ってると思うんですよね。これからどうなっちゃうんだろうと。

学校にも行けないし、勉強しても学校行けないんだったら意味なくねと思ってる人はたくさんいるはずなんで。

社会人もそうです。

そういったときに、支えあえるコミュニティが1つでもあればいいなと思います。

そこに切り込んでいきたいです。

ざっくばらんに雑談できる場所、外部からの人も循環する仕組みみたいな。

「B」

地域の関係人口を増やすっていうテーマがあるじゃないですか。
例えば、企業がオフィスをどこかへ移しても、その地域の人と絡んだりとか、そういったことが一切ないと、向こうには何の恩恵も出てこないと。

何かしら地域と絡める仕組みが必要だなって結構言われてて。
それも、コミュニティが効いてくる可能性はありますよね。

月に1回みんなで何か作ってみましょう、みたいなイベントやったら、地元の人も来るし、外の人も来るし、その移動の過程で人が動けば良いなと。

「B」

アオイエは、シェアハウスを目的にしたわけでなくて、元々コミュニティがあったと仰っていたじゃないですか。
これは、どういった目的でコミュニティを作られたんですか。

「坂」

みんなからバカにされるような夢とか、何か受け入れられない目標を持ってる人たちっているじゃないですか。
そういった夢を語り合うみたいなコミュニティがあったんですよ。

「B」

なるほど。

「坂」

なので、自分たちは人の夢とかを絶対に受け入れて、尊重できるコミュニティであってほしいと思っています。
自分もネパール行った時、どこだそこと思われたりした経験があるんで。

何かしたいといっても、無理だ出来っこないと言われてきました。

やっぱり、人って受け入れられたいじゃないですか。

何の不安もなく自分の夢とか目標を受け入れてくれるコミュニティがあれば救われるだろうなと思っています。

それを愚直に実行しているだけですね。

居住者で集まり、イベントを開いたりもするそう

「B」

スタートはFacebookとかですか?
FBグループをコミュニティとして使っているケースをよく見ますが。

「坂」

リアルからです。
なんか友達が友達を呼んでみてみたいな。

「B」

すごいいい活動だなと思いました、すごいですね。

「坂」

はい。

「B」

コミュニティでシェアハウスに集まることで、何かコラボレーションでもないですけど、そういった可能性も出てきますからね。
もともと、坂元さんも何かネパールで何かやりたい夢があって始めたという感じですか。

「坂」

そうですね、ネパールでは150人ぐらいの村にいたんですよ。
ネパールへ行く前の自分はめちゃくちゃ働いていて。お金が大事だと思ってましたから。
ただその時、笑顔を忘れていたんですよね。

何が楽しくて、何がやりたくて、何をするのが自分にとって幸せなのか、何も考えずにただひたすら動いていたみたいな。

ネパールはお金ない国です。アジア最貧国と呼ばれていましたし。

そこへ行った時、確かにお金はなかったですが、心からの笑顔あったなっていう風に思ってて。

その心からの笑顔を東京で出来るのかみたいなチャレンジしたいっていうのがあったんですよ。

やっぱ、電車乗ってて誰も楽しそうじゃないし。

居酒屋でも愚痴が多いし。

スマートフォンとかテクノロジーと向き合う時間の方が、人と向き合う時間よりも多いし。

コンビニなんて何も言葉を発さずにモノは買えるし、隣に誰が住んでるのかもわからないじゃないですか。

果たしてそれでいいのかなっていう風に思って。

日本で150人ぐらいの全員知っているようなコミュニティを作ることができるならば、それってすごい面白いんじゃないのかなと。

「B」

どのようにして、アオイエへ関わるようになったんでしょうか。

「坂」

入ったキッカケはかなり偶然です。
日本と全然違うなと思ってネパールから帰ってきて、たまたま住んだシェアハウスがアオイエだったんです。

なんだここ、面白いなと。

その時は30人くらいしかいませんでしたが。
これが150人くらいまで行くと、どうなるんだろうと。

「B」

いち住民から代表になって拡大させていったのはすごいの一言です。
相当熱量高くないと、そこまで出来ないと思いました。

「坂」

そうです、頑張りました(笑)
いま、コロナでなかなか拡大するのは難しくなってしまいましたが。

「B」

今、17物件で何人くらいいるんでしょうか。

「坂」

だいたい120人くらいです。

「B」

もう少しで150人じゃないですか!

「坂」

そうですね、目標まではあと少しです。

「B」

今後の展望は、ずっと拡大していくという感じではなく、目標まで出来たらその中の関係を深めていくことなのかなと勝手に思ったのですが、いかがでしょうか。

「坂」

人数は勿論大事ですが、やはり中のコミュニティというものを面白いものにしていきたいなと思っていて。

皆、何かやりたい事とか夢とか目標とか必ずあると思うんですね。
無いと行っても、必ず奥底にはあるはずです。

それを叶えるための手助けができるようになりたいなと思います。

例えば、アパレルやりたいと思っている人がいれば、じゃあ実際にやってみようかという流れまで持っていきたいですし。

新たな知識が欲しいという人が複数いるのであれば、ゼミなどを開くのもいいですよね。

自分が入ったときは京都とか大阪に拠点はなかったんですが、今は出掛ければ同じコミュニティの人がいるんです。
これは、素晴らしいことだなと感じています。

どこにいっても知っている人、似た関係者がいると安心できますもん。

そういった意味で、色々な地域にあったほうが良いとは思ってますね。

複数の地域に広がっていけば、様々な可能性が広がるんじゃないかと。

一緒に住んでいなくても、同じエリアの同じコミュニティの人がいれば、車でもスペースでも何でも良いですが、シェアできる可能性がグンとあがりますから。

そう考えていくと、アオイエというエリアみたいな概念はやりたいです。

僕はシェアハウスをやりたいわけでも、不動産をやりたいわけでもなくて、やっぱコミュニティがやりたいんで。

「B」

なるほど。
今は、SlackのグループとかLineのグループみたいのがあって、みんなと話せるようにしてるのでしょうか。
あるいは、入居者様限定で、入居したら入れるよって感じでしょうか。

「坂」

今は入居者限定です。
ただ、いつかコミュニティとして色々できるように広げていきたいと思います。

「B」

良いですね!
何か、読者さんに伝えたいことがありますか。

「坂」

いつでもウェルカムです!
仮に入りたいと思った場合は、入居してほしいと思います。
ただ、自分の人生で一番良い選択をしてほしいので。

住むところは大事ですから。

諸々共感してくれた方には、ぜひ入居してほしいですね。

夢を追いたいとか、人と繋がりたいとか思ってくれたり、調べてくれた方から問い合わせいただけるとすごく嬉しいです。

興味がある場合は、ホームページから問い合わせ貰えればと思います。

「B」

今日はありがとうございました!

終わり

コミュニティに対する熱い気持ちを坂元さんに語っていただきました。

何か夢がある人、やりたいことがある人は、コミュニティハウス「アオイエ」を覗いてみてはいかがでしょうか。

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